


奇なる日本画-人物・動物-
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開催期間 : 2023年5月16日(火) 〜 6月25日(日)
一見すると普通のようでどこか違和感を覚えるもの、構図や描写が変わっているものなど、今の私たちが見ると不思議さや奇抜さ、面白さを感じる「奇なる」日本画。本展示では江戸時代の作品を中心に、風景をテーマとした作品を前期、人物や動物を描いた作品を後期に分けてご紹介します。
【展示作品リスト】
01:雲谷等列《鯉図》18世紀 絹本墨画
02:雲谷等村《虎図》18-19世紀 絹本墨画
03:狩野芳崖《呂洞賓鉄拐図》19世紀 紙本墨画淡彩
04:鰭崎英朋《鍾馗》明治-昭和時代 絹本着色
05:鰭崎英朋《布袋》明治-昭和時代 絹本墨画淡彩
06:山岡山泉《雪舟落款福禄寿模写》20世紀 紙本墨画
07:生駒等寿《芦葉達磨図》17世紀 絹本着色
08:三谷等悦《騎獅文殊像》17世紀 紙本墨画
09:森 寛斎《琴高仙人図》19世紀 紙本墨画
10:藤田隆治《海底のアラベスク》1950-55年頃 カンヴァスに岩絵具
*No. 02、07、08、09は寄託品。
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藤田隆治《海底のアラベスク》1950-55年頃 カンヴァスに岩絵具



〈香月泰男とシベリア・シリーズ I〉 "シベリア様式"の確立
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開催期間 : 2023年4月4日(火) 〜 6月25日(日)
シベリア・シリーズを中心に、香月泰男(1911-74年)の創作活動を3回の展示で紹介する年間企画。初回は戦前から戦後にかけての作品を通じて、太平洋戦争とシベリア抑留を体験した香月が、独自の“シベリア様式”を確立するに至る過程をご紹介します。
【展示作品リスト】
01:《風景》1936 油彩/カンヴァス
02:《裸婦》1936-37 油彩/カンヴァス
03:《ホロンバイル》1944 油彩/麻布
04:《雨(牛)》1947 油彩/カンヴァス
05:《休憩》1947 油彩/カンヴァス
06:《埋葬》1948 油彩/カンヴァス
07:《とまと》1950-55頃 油彩/カンヴァス
08:《馬鈴薯》1953 油彩/カンヴァス
09:《スタンツのペスタロッチ像》1955 油彩/カンヴァス
10:《左官》1956 油彩/カンヴァス
11:《乗客》1957 油彩/カンヴァス
12:《北へ西へ》1959 油彩/カンヴァス
*09は寄託品 -
香月泰男《左官》1956 油彩/カンヴァス



「奇」を撮る
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開催期間 : 2023年4月4日(火) 〜 6月25日(日)
この世界に数多存在するユニークな風景、風習、人々。それらは、私たちが知る当たり前の世界とは異なる異質さゆえに、奇なるものとして強烈な印象を残します。山口県立美術館のコレクションから、写真家たちが捉えた様々な「奇」をご覧ください。
【展示作品リスト】
01:東松照明《新城島『太陽の鉛筆』(1975)より》 1972
02:東松照明《西表島『太陽の鉛筆』(1975)より》 1972
03:東松照明《西表島『太陽の鉛筆』(1975)より》 1973
04:内藤正敏《高山稲荷〈婆バクハツ!〉より》1970
05:内藤正敏《赤倉山〈婆バクハツ!〉より》1969
06:内藤正敏《法運寺〈婆バクハツ!〉より》1969
07:内藤正敏《西の高野山〈婆バクハツ!〉より》1969
08:内藤正敏《高山稲荷〈婆バクハツ!〉より》1970
09:内藤正敏《恐山〈婆バクハツ!〉より》1970
10:内藤正敏《恐山〈婆バクハツ!〉より》1968
11:内藤正敏《久渡寺〈婆バクハツ!〉より》1969
12:内藤正敏《久渡寺〈婆バクハツ!〉より》1969
13:内藤正敏《赤倉山宝泉院〈婆バクハツ!〉より》1970
14:内藤正敏《久渡寺〈婆バクハツ!〉より》1970
15:内藤正敏《恐山〈婆バクハツ!〉より》1970
16:須田一政《群馬太田・1975年6月8日『風姿花伝』(1978)より》1975
17:須田一政《秋田西馬音内、盆踊り・1976年8月18日『風姿花伝』(1978)より》1976
18:須田一政《山形銀山温泉・1976年8月28日『風姿花伝』(1978)より》1976
19:須田一政《茨城阿字ヶ浦・1977年8月7日『風姿花伝』(1978)より》1977
20:須田一政《埼玉秩父、夜祭り・1975年12月3日『風姿花伝』(1978)より》1975
21:須田一政《埼玉秩父小鹿野、鉄砲祭・1976年12月15日『風姿花伝』(1978)より》1976
22:須田一政《秋田西馬音内、盆踊り・1976年8月18日『風姿花伝』(1978)より》1976
23:須田一政《神奈川三浦三崎・1975年6月2日『風姿花伝』(1978)より》1975
24:須田一政《静岡天城湯ヶ野・1971年『風姿花伝』(1978)より》1971
25:須田一政《富山砺波・1976年9月17日『風姿花伝』(1978)より》1976
26:濱谷浩《山の湯治場、青森『裏日本』(1957)より》1957
27:濱谷浩《稲刈り、山形『裏日本』(1957)より》1955
28:濱谷浩《歌ってゆく鳥追い、新潟『裏日本』(1957)より》1940
29:濱谷浩《嫁入り、石川『裏日本』(1957)より》1957
30:濱谷浩《島の墓場、山口・見島『裏日本』(1957)より》不詳
31:福田勝治《ボマルゾの怪物公園〈イタリア紀行〉》1955
32:福田勝治《ボマルゾの怪物公園〈イタリア紀行〉》1955
33:石元泰博《ハロウィーン『ある日ある所』(1958)より》1950
34:石元泰博《ハロウィーン『ある日ある所』(1958)より》1950
35:石元泰博《ハロウィーン》1959-61
36:常盤とよ子《お六さんの部屋》1956
37:常盤とよ子《お六さんの部屋》1956
38:常盤とよ子《お六さんの部屋》1956
39:常盤とよ子《お六さんの部屋》1956
40:常盤とよ子《お六さん、横浜・本牧》1956
41:常盤とよ子《港のマリー、横浜・本牧》1982
42:常盤とよ子《港のマリー、横浜・本牧》1982
43:常盤とよ子《港のマリー、横浜・本牧》1982
*全作品、素材・技法はゼラチン・シルヴァー・プリント -
東松照明《西表島『太陽の鉛筆』(1975)より》1972 ゼラチン・シルヴァー・プリント