没後50年 松林桂月展 水墨を極め、画中に詠う 2013年8月8日(木)~9月16日(月・祝)

2013年8月8日(木)~9月16日(月・祝)

山口県立美術館

展覧会概要

萩に生まれた松林桂月(まつばやしけいげつ)(1876–1963)は、明治・大正・昭和の三代を生き、数々の名作を残した、近代日本画を代表する巨匠です。幼い頃から絵を好んだ桂月は、18歳の年に東京に出て本格的な修行を始め、伝統的日本画の、精緻で格調高い表現を学びました。23歳の年には同門の女流画家・雪貞(せってい)と結婚します。繊細で華麗な花鳥画を得意とした雪貞は、生涯にわたり桂月の画業を支えた大きな存在となりました。桂月の精密な描写力は早くから注目され、44歳にして新設された帝国美術院展覧会の審査員に就任しています。
1939(昭和14)年、64歳の桂月は「春宵花影(しゅんしょうかえい)」(東京国立近代美術館蔵)をニューヨーク万国博覧会に出品しました。朧月夜に浮かぶ桜花の叙情性を見事に表現しながら、高度な写実性をも兼ね備えたこの作品は絶賛され、今日でも近代日本画を代表する傑作のひとつに数えられています。桂月の高度な水墨技術は他の画家の追随を許さず、その独特の叙情的な作風は高く評価されて、83歳の年に文化勲章を受章しました。
2013年は、桂月が世を去ってから50年という節目の年に当たります。この半世紀の間に開催された大規模な展覧会は、桂月の没後まもなく門人たちによって開催された遺作展と、1983年に当館で開催された「松林桂月─その墨と色彩の妙─」展のみで、近年にはその芸術を通覧できる機会はほとんどありませんでした。本展は、30年ぶりとなる回顧展として、初公開を含む多数の作品で、詩書画の全てに優れた才能を示し、近代にあって水墨画の表現をきわめた、桂月の豊かな芸術世界をご紹介します。

没後50年 松林桂月展 水墨を極め、画中に詠う

[会期] 2013年8月8日(木)〜9月16日(月・祝)
[開館時間] 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
[休館日] 月曜日 ※ただし9月16日は開館
[会場] 山口県立美術館
[観覧料] 一般900円(700円)/シニア700円(500円)/学生700円(500円)
◎コレクション展セット券〈当日券のみ〉 一般1000円(800円)/学生800円(600円)
※シニアは70歳以上の方、( )内は前売りおよび20名以上の団体料金。
※18歳以下および高等学校、中等教育学校、特別支援学校に在籍の方等は無料。
※前売券はローソンチケット(Lコード66701)、セブンチケット(セブンコード024-239)および県内各プレイガイドでお求めください。 プレイガイドの詳細は山口県立美術館ホームページでご確認いただけます。
[主催]松林桂月展実行委員会(山口県立美術館、毎日新聞社、tysテレビ山口)
[協力]エフエム山口
[特別協賛]エルクホームズ株式会社エルクホームズ株式会社

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