山口県立美術館|山口県山口市

コレクション展

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開催中のコレクション展

初夏を愉しむ

2024年5月21日(火)ー6月16日(日)

古くから日本人は、涼やかな青緑や豊潤な水墨で描かれた「山水画」に癒されてきました。近代以降も身の回りの草花や小動物が憩う「景色」を切り取った作品が好んで描かれています。防長の画家の作品を中心に、新緑の季節にこそ心を遊ばせたい日本画を紹介します。

画像:松林 桂月 《愛吾盧》1936(昭和11年)絹本着色 山口県立美術館
松林 桂月 《愛吾盧》1936(昭和11年)絹本着色 山口県立美術館

線こそ命 ―松田正平の素描と水彩

2024年4月12日(金)ー6月16日(日)

その自在な線描から、松田正平(1913-2004)の作品は、即興的な絵と思われがちです。しかし、気まぐれとも見える線で描かれたバラや魚、周防灘の風景は、不思議なことに強い実感を伴っています。絵は「結局、線こそ命」と語った松田正平。その洒脱で奔放な芸術の魅力を、素描と水彩画でご紹介します。

画像:松田正平 《ハゲ(カワハギ)》 パステル・鉛筆/紙 1991年 山口県立美術館
松田正平 《ハゲ(カワハギ)》 パステル・鉛筆/紙 1991年 山口県立美術館

レディ、レディ、レディ! -写真家が見つめた昭和の女性

2024年4月12日(金)ー6月16日(日)

華やかモダニズム文化とともに幕を開けた昭和は、その後、戦争、敗戦、復興そして高度経済成長へと目まぐるしく揺れ動いていくこととなります。この激動の時代を生きた女性たちを、当館の写真コレクションによって紹介いたします。

画像:林 忠彦 《引き揚げ、上野駅 『カストリ時代』(1980)より》 1946年 ゼラチン・シルヴァー・プリント 山口県立美術館
林 忠彦 《引き揚げ、上野駅 『カストリ時代』(1980)より》 1946年 ゼラチン・シルヴァー・プリント 山口県立美術館

観覧料

  • 大人300円(240円)
  • 学生200円(160円)

70歳以上と18歳以下の方、および高等学校、中等教育学校、 特別支援学校に在学する方等は無料です。

これからのコレクション展

没後300年 雲谷等璠

2024年6月25日(火)ー7月28日(日)

雪舟の画風を受け継いだ、萩藩お抱え絵師・雲谷派。その4代目として「雪舟六世」を唱え、17~18世紀に活動した雲谷等璠(1635-1724)。雪舟の絵に向き合い、2代目の父等益が確立した流派の様式とは異なる、独自の雪舟流を示した等璠の個性を紹介します。

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没後50年 小林和作展 

2024年6月25日(火)ー9月1日(日)

山口市に生まれた小林和作(1888-1974)は、豊麗な色彩と独特なタッチの風景画で知られています。1934年以降は尾道市に居を移し、最晩年まで日本全国を巡りながら制作にいそしみました。没後50年を迎える小林の画業を、油彩画と水彩画でご紹介します。

画像:小林和作《春の海》1974年 山口県立美術館蔵
小林和作《春の海》1974年 山口県立美術館蔵

生誕350年 雲谷等鶴とその時代

2024年7月30日(火)ー9月1日(日)

雪舟の画風を受け継いだ、萩藩お抱え絵師・雲谷派。4代目・等璠の長男として生まれ、5代目を継ぎ「雪舟七世」と称した雲谷等鶴(1674-?)。彩り豊かな作風で知られる等鶴と、同時代を生きた雲谷派の作品によって、雪舟ゆずりの水墨画だけではない雲谷派の魅力を紹介します。

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これまでのコレクション展